岡谷鋼機は、2011年8月中間期の通期連結決算業績見通しを上方修正した。
東日本大震災で寸断されたサプライチェーンの復旧が想定していたよりも早期に進み、原材料や部品の売上が回復したため。
売上高は前回予想よりも50億円増の3300億円となる見通し。営業利益は9億円増の39億円、経常利益が14億円増の39億円、当期純利益が13億円増の48億円に、上方修正した。
通期業績は、欧州や米国の成長鈍化、新興国でのインフレ懸念の高まり、進む円高による輸出への影響など、市場の動向が不透明なため、前回予想を据え置いた。