東京・上野の国立科学博物館では、「世界化学年クイズ&スタンプラリー」を9月23日から12月27日の期間で開催する。
2011年は、キュリー夫人のノーベル化学賞受賞からちょうど100年目に当り、2008年末に開催された国際連合の総会により「世界化学年」と定められている。世界化学年の統一テーマは“Chemistry-our life, our future”。化学について社会により広く深く理解してもらうこと、若い世代に化学のすばらしさを伝え興味関心を持ってもらうこと、未来を担う化学者の熱意を支援すること、女性の化学者を顕彰・支援することを4大目的に、世界各国・地域で化学に関するさまざまな取り組みが行われており、国立科学博物館でも、“かはくでカガク反応!シリーズ2011”と題して、化学に関する展示を多数開催する。
「世界化学年クイズ&スタンプラリー」は、会場備え付けのスタンプを押して、各会場内にあるクイズの問題を解いて解答欄に記入するというもので、達成度に応じてオリジナルタオルハンカチやオリジナルタンブラーなどの記念品がプレゼントされる。さらにダブルチャンスとして、スタンプ5つ以上+スタンプに対応したクイズに全問正解の場合は、別途賞品を用意した抽選に申し込むことができる。