さまざまな商品が並ぶ「第72回東京インターナショナル・ギフト・ショー秋2011」(6~9日)で、来場者の注目を浴びたのが林ケミカル(本社・東京都中央区)のブースにあった四輪バギーだ。それはスワロフスキーをちりばめたもので、まぶしい輝きを放っていた。
製作したのは、デコレーションショップの草分け的存在のキングハート(本社・群馬県前橋市)で、約5万3000個のスワロフスキーを使用している。やはりその製作には苦労し、1人のデザイナーが2か月半もかけて完成させたそうだ。
「特にスワロフスキーを左右対称に貼るのが大変だったと聞いています。そうしないと、できあがりがきれいにならないのです」と林ケミカル関係者。
一般公道での走行も可能で、価格は298万円。うち200万円分はスワロフスキー代だ。しかし、なかなか買う人は現れず、展示会等のイベントに貸し出すが多いという。