GMは9日、2012年モデルとして米国で発売されるシボレー『カマロZL1』のスペックを明らかにした。
同車は『カマロ』の最強グレードとして、2011年2月のシカゴモーターショーでデビュー。当時、プライマリースペックとして、最大出力は550psとアナウンスされていた。
今回、GMはカマロZL1の最終スペックを公表。6.2リットルV8スーパーチャージャーは、最大出力が580psに確定した。また、最大トルクは76.9kgm。このスペックは、歴代カマロとして最強だ。
それだけに、GMはライバルとして「ひとクラス上」を意識。カマロのチーフエンジニア、Al Oppenheiser氏は、「ZL1のパワーはフェラーリ『458イタリア』を上回り、トルクはアストンマーチン『DB9V12』を超えた。パワーウェイトレシオは、ポルシェ『911カレラGTS』よりも優秀」とアピールしている。