スズキは5日、電動車いす『セニアカー』の一部で不具合が発生し、6日から無償修理を行うと発表した。
セニアカーの前後進切り替えスイッチのレバーに取り付けられた磁石にさびが発生し、レバーを後進に切り替えても後進位置をスイッチが検知できなくなる。後進警告アラームが鳴らず、アクセル操作をすると前進する恐れがあるという。
対象車両はセニアカー「ET-4A」「ET-4C」とパナソニックサイクルテック(旧社名:ナショナル自転車工業)へのOEM(相手先ブランドによる生産)品の『リラクルカート』。1999年2月から2001年8月に製造されたもので、対象台数は2万3032台。