アウディジャパンの大喜多寛社長は23日、都内で開いた新型『A6』の発表会で、A6に採用された軽量化技術が「すべてのアウディに戦略的に広がっていく」ことを明らかにした。
新型A6のモノコックボディに新たに採用された軽量化技術は「アウディ・ウルトラテクノロジー」と名付けられ、アルミ素材を全体の20%以上に採用することで、従来のスティールボディに比べ15%の軽量化を実現した。2.8FSIクワトロで1790kgとなっている。
大喜多社長は「A6はアウディの歴史の中で常にエポックメイキングな車」とした上で、「クアトロを始め、今のアウディを象徴しているシングルフレームグリル、直噴エンジンを初めて搭載したのもA6」と説明。
その上で、「アウディ・ウルトラテクノロジーを使ったコンセプトを今回のA6で初めて採用する。これは何を意味するかというと、A6に搭載していく新技術はすべてのアウディに今から戦略的に広がっていくということだ」と強調した。