川崎重工は2日、エンジニアリング会社のエネ・ビジョンからセントラル自動車宮城工場向けに「カワサキグリーンガスエンジン」を受注したと発表した。
今回受注したカワサキグリーンガスエンジンは発電出力7800kW、世界最高となる発電効率49.0%を誇る高効率タイプ。同社はエネ・ビジョンに対してガスエンジン発電設備、電気・制御装置およびエンジン補機を供給する。
納品先のセントラル自動車宮城工場はトヨタグループの最新工場で、東北地区における重要な生産拠点。エネルギー使用合理化を目的としてガスエンジンを採用することとなった。同システムの稼動開始は2012年1月の予定。
川崎重工は、今後もガスエンジンを始めとした環境負荷低減に貢献する発電設備の提供、販売に取り組み、エネルギー・環境ビジネスを積極的に展開するとしている。