フィアットは26日、2011年第2四半期(4〜6月)の決算を公表した。
同社の発表によると、売上高は131億5300万ユーロ(約1兆4650億円)。この数字には、子会社化した米国クライスラーグループの6月分業績が連結されていることもあり、前年同期比40.2%増を達成する。
また営業利益は、5億2500万ユーロ(約585億円)。こちらも、クライスラーグループの6月分業績との連結となり、前年同期に対して71%増と大きく伸びた。
フィアットの第2四半期の世界新車販売台数(商用車を含む)は、前年同期比3%増の56万8400台。フィアットグループのセルジオ・マルキオンネCEOは、「2011年の売上高見通しを、580億ユーロ(約6兆4600億円)へ上方修正する」と宣言している。