韓国の双竜(サンヨン)自動車は6日、韓国において最上級サルーン、『ニューチェアマンH』を発売した。
初代『チェアマン』は1997年にデビュー。当時提携関係にあったメルセデスベンツの技術を導入し、『Eクラス』をベースにした高級サルーンとして誕生した。
2008年、2代目の『チェアマンW』を投入。しかし初代チェアマンも、『チェアマンH』に名を変えて併売された。今回発売されたニューチェアマンHは、その後継車に当たる。
そのスタイリングは、フラッグシップサルーンに相応しい堂々としたもの。メルセデスベンツ風のフロントグリルは初代チェアマンから続く伝統だが、新型ではヘッドランプのデザインも、メルセデス車のイメージに非常に近い印象を受ける。
エンジンは3.2リットルV6、3.6リットルV6、5.0リットルV8の3種類。韓国でのベース価格は、5700万ウォン(約456万円)と公表された。
同社のCEO、Yoo-il Lee氏は、「インドの自動車大手、マヒンドラの傘下で、我々はさらなる成長を目指す」とコメントしている。