トヨタのインド車両生産・販売会社、トヨタ・キルロスカ・モーター(TKM)は、6月のインド新車販売の結果を明らかにした。総販売台数は1万2034台。前年同月比は94%増と、大幅増を記録した。
販売好調の要因が、2010年12月に発売したインド向け戦略コンパクトセダン、『エティオス』。同車は6月、トヨタのインド販売の約4割に当たる5002台を販売した。
また、ミニバンの『イノーバ』は4665台をセールス。SUVの『フォーチュナー』は990台、『カローラ』は629台を売り上げた。
TKMは6月27日、エティオスのハッチバック、『エティオスLiva』を投入したばかり。同車の受注は、4日間で1400台を超えている。
TKMのサンディープ・シン常務は、「5月下旬に減産を解消し、フル生産体制だ。エティオスの納車待ちも、15〜20日間に短縮させた」とコメントしている。