5日、フェラーリ初の4輪駆動モデル『FF』が日本初公開された。同社ハーバート・アプルロス代表取締役は「FFの写真を公表してから、新規のお客様からの問い合わせが多く寄せられていまして、それはこれからも続いていくかと思われます」と語った。
アプルロス氏は「FFは、4輪駆動で、4シーターであり広いラゲッジスペースをもっており、これまでの伝統的なフェラーリと違い、ユニークなモデルになっておりますので、新規のお客様がメインになるかと思います」と説明した。
日本市場における販売比率に関しては「V8モデルの『カリフォルニア』との比較で『FF』は、9:1の割合になるかと思いますが、フェラーリの全体では15〜20%ぐらいの販売台数になるかと思います」との見通しを示した。
また、ライバルメーカーが4ドアスポーツサルーンを投入してくることに関しては、「特に影響を受けることはないと思われます。FFはユニークな存在であり、彼らにとってもインパクトを与える存在になるかと思います」とコメントした。