JX日鉱日石エネルギーが発表した6月のガソリンの月間平均卸価格の変動幅は、前月と横ばいとなった。
原油調達コストは低下したものの、5月に卸価格を平均1.7円と大幅に引き下げた反動もあって据え置きとなった。
軽油は1リットル当たり2.6円の引き下げとなった。灯油が2.9円の引き下げ、A重油が3.6円の大幅引き下げとなり、4油種平均では1.5円の引き下げとなった。
一方、6月の原油価格に基づく7月のコストは、原油価格の下落、為替も円高となったことから1リットルあたり1.5円下落した。このため、7月の石油製品の卸価格は引き下げとなる見通し。