メルセデスベンツ新型『Cクラス』は、基本こそ先代と共通ながらパワートレインや内外装含め2000か所以上にもおよぶ変更をおこない、大幅な進化を遂げた。クラス最高レベルの空力性能を実現したセダンのデザインを、写真とともに紹介する。
エクステリアはフロントを中心に最新のメルセデスデザインを取入れ、より精悍なデザインを手に入れた。「Cシェイプ」のポジションライトなどLEDを多用した新設計のヘッドライトユニットが目を引く。Cシェイプはリアのウィンカー、ブレーキランプにも取り入れられ、デザインの統一を図っている。
アルミニウムボンネットを採用し約10kgの軽量化を実現したほか、プレミアムコンパクトクラスで世界最高レベルのCd値0.26(セダン)を達成したエアロダイナミクスボディなど徹底した効率化を図り、新型パワートレインの効果も含め先代比で約31%(欧州仕様)の燃費向上を実現した。
また、「300万円台から手に入れられるCクラス」として注目のグレード「ライト」も、オプション装備を除けば外観上の違いはない。他グレードと同様、スライディングルーフやメタリックカラー、17インチホイールといったオプションを選べるようになり、その価値を高めている。