インドのタタモーターズが、日本円で約20万円の『ナノ』で先鞭をつけた超低価格車市場。同市場に参入を予定していたGMが、計画を中止したことが分かった。これは現地の複数メディアが伝えたもの。報道によると、GMインディアは、インド市場への超低価格車投入プランを断念したという。GMは中国合弁の上海汽車(SAIC)と組んで、インド市場へ排気量800ccクラスの超低価格車を投入する計画だった。しかし、さまざまなマーケティングリサーチの結果、GMが超低価格市場へ参入するメリットは少ないと判断したもようだ。GMは現在、インド市場における入門車として、コンパクトカーのシボレー『スパーク』を販売中。同社は今後、スパークよりも上のクラスの車種ラインナップを強化していくものと見られる。
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