国内乗用車メーカー、全社的に休日シフトを決定

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国内乗用車メーカー8社は、今夏の節電に対応するため、7~9月の間、本社を含む国内事業場で、原則的に木・金曜日を休業にすることを正式に決定した。

日本自動車工業会は、夏の電力不足に対応するため、電力使用量が少ない土・日曜日に稼働して、平日である木・金曜日を休業にすることで電力使用ピークを下げることを決定した。乗用車メーカー8社と日野自動車はこの方針に沿って、木・金曜日を休業にすることにした。

電力不足が懸念されているのは主に東京電力と東北電力の管内だが、各社とも九州や中国地方を含めて全国一律で休日を変更する。また、自工会の取り決めでは、本社などの間接部門については、柔軟に対応することにしていたが、原則的に8社とも全社で木・金曜日を休業にする。スズキとダイハツの国内営業部門、富士重工重の産業機器カンパニーは従来通り、土・日曜日を休業とするなど、一部で取引先などに合わせて柔軟に対応する。

完成車メーカーが休日を木・金曜日にシフトする中で、今後は、自動車以外も手掛けている部品メーカーがどう対応するかに焦点が移る。

《レスポンス編集部》

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