三菱自動車は、5月と6月の国内生産が、部品調達状況の予想以上の改善で、従来の生産計画通りの水準にまで回復する見通しになったと発表した。
同社は、4月27日の決算発表会見で、第1四半期(4〜6月)の生産は当初計画の8割強で、第2四半期(7〜9月)が8割となり、上半期(4〜9月)トータルで約8割程度になる見通しを明らかにしていた。
同社によると部品の調達状況が予想以上に好転しており、5月、6月ともほぼ当初の計画通りの生産になる見通しとなった。5月の生産計画は前年同月比10%増の約4万3000台、6月が同6%増の約5万6000台になる見込み。