ホンダのブラジル工場、400人解雇へ---震災が海外工場の雇用にも影響

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ホンダ・シティ(ブラジル製)
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ホンダのブラジル子会社は、東日本大震災の影響で、6月からサンパウロ州にある四輪車生産工場で生産台数を減産することから従業員を400人解雇すると発表した。部品不足が日系自動車メーカーの海外工場の雇用にまで影響が拡がってきた。

ブラジル子会社は震災の影響で日本からの電子部品などの供給が滞っているため、6月から勤務シフトを3交代制から2交代制にし、生産台数を通常の5割の日産300台レベルに落とす。これに伴って全従業員数の12%に当たる400人を解雇する。

工場では部品不足で5月23日から12日間、生産停止を計画していたが、労働組合側は会社側の解雇通告に反発、5月12日からストライキに入り、生産は停止している。

《レスポンス編集部》

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