[ベントレー コンチネンタルGT]現代性と歴史のはざまでデザイン

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ベントレー『コンチネンタルGT』がフルモデルチェンジし2世代目となった。

デザインコンセプトは「先代のデザインアイコンをベースに、より近代的でダイナミック、そしてさらにマニッシュでマスキュラーな表現を構築する。これがコンセプトでした」というのはベントレーモーターズ、ヘッド・オブ・インテリアのロビン・ペイジさんだ。

ペイジさんは、ベントレーでデザイン開発を始める際には必ず行うことがあるという。それはインスピレーションを得るためのビジュアルボードを作ることだ。ボードは大きく2つのテーマに分かれる。

ひとつは「現代性」の領域で、ここから新しい時代にマッチしたインスピレーションが得られる。もうひとつは、ベントレーの「歴史」や「クラフトマンシップ」などを表すもので、これまでの細やかなディテールなどがあり、そこからベントレーらしさのインスピレーションを得るのである。

今回のモデルをデザインする際の現代性の領域では、アスリートの写真が選ばれた。「これは贅肉のない、本当に緊張感のある鍛え抜かれた筋肉の美しさ、スポーティさを表しているのです」という。他にも、シンプルなラインでありながら、その形状は、強烈な印象を与えるようなオブジェや、モダンな宝飾品、技術、先進性を表すようなものもあった。そしてこれらを昔からの職人芸やクラフトマンシップの中に溶け込ませるようにしてデザインするのだという。

では、ビジュアルを選ぶのはどういう基準なのだろうか。「プロジェクトの開始時に、皆でどのような方向性にするのかを議論し、その方向性に合ったイメージをいくつかピックアップします。その後、もう一度それを見ながら確認し、同意に持っていくのです」。

《内田俊一》

内田俊一

内田俊一(うちだしゅんいち) 日本自動車ジャーナリスト協会(AJAJ)会員 1966年生まれ。自動車関連のマーケティングリサーチ会社に18年間在籍し、先行開発、ユーザー調査に携わる。その後独立し、これまでの経験を活かしデザイン、マーケティング等の視点を中心に執筆。また、クラシックカーの分野も得意としている。保有車は車検切れのルノー25バカラとルノー10。

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