全国軽自動車協会連合会が発表した3月の軽四輪車の中古車販売台数は、前年同月比3.1%増の38万3545台となり、5か月連続で前年を上回った。
東日本大震災で多くの自動車が津波などの被害で走行できなくなる中で、車検有効期間の残っている低価格の軽の中古車が人気を集めているほか、新車の供給が滞って中古車に需要がシフトしているため、4月以降、販売台数が急増する見通し。
全ブランドが前年を上回っており、特に日産は同30.6%増の1万0345台と過去最高となった。
販売台数トップはスズキで同0.9%増の12万5601台、2位がダイハツで同4.6%増の10万7825台だった。