【ニューヨークモーターショー11】キア ソウル が狙うのは“独り勝ち”

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キア・ソウル(ニューヨークモーターショー11)
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親会社のヒュンダイとともに、米国市場で快進撃を続ける韓国キアモーターズ。20日に開幕したニューヨークモーターショーでは、新型『リオセダン』とともに、『ソウル』の2012年モデルが初公開された。

ソウルは2008年10月、パリモーターショーでデビュー。ボクシーな5ドアハッチバックボディが特徴のサブコンパクトカーで、米国では日産『キューブ』やサイオン『xB』(日本名:トヨタ『カローラルミオン』)と競合する。

2012年モデルは外観をリフレッシュ。バンパー、ボンネット、ヘッドライトなどを変更し、イメージチェンジを図った。インテリアは小改良にとどめるが、キアの最新車載インフォテインメントシステム、「UVO」(マイクロソフトと共同開発)が用意されたのが注目できる。

エンジンは環境性能の向上を実施。直噴1.6リットル直列4気筒ガソリン「GDI」(最大出力135ps)は、11%パワーアップ。2.0リットル直列4気筒ガソリン(最大出力160ps)は、13%パワーアップした。それでいて、米国EPA(環境保護局)燃費は1.6リットルが14.5km/リットル、2.0リットルが14.1km/リットルと、最大10%改善させた。

ソウルの2010年米国販売実績は、前年比112.2%増の6万7110台と、キューブの2万2968台(前年比7%増)、ルミオンの2万0364台(前年比19.5%減)と比較して、独り勝ちの状態。キアは2012年モデルの投入で、ライバルにさらに差をつける戦略だ。

《森脇稔》

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