トヨタ自動車が発表した2010年度(2010年4月〜11年3月)の生産・国内販売・輸出実績によると、グローバル生産台数は前年度比0.9%増の734万2255台と微増だった。
国内生産は同6.3%減の300万3845台となり、2年ぶりにマイナスとなった。国内販売がエコカー補助金終了による反動減で落ち込んだため。
国内販売は同8.3%減の140万7141台となり、マイナスとなったものの、140万台は上回った。除軽市場のシェアは47.3%で、前年度と比べて0.9ポイントダウンした。
輸出は同3.3%増の169万8283台と順調だった。中南米、欧州、アジア、中近東、アフリカ向けが増加し、3年ぶりに前年を上回った。
海外生産は同6.5%増の433万8410台と2年連続で前年を上回った。南アフリカや豪州、アジア、中南米で増加した。