ダイハツ工業が発表した3月の生産・販売・輸出実績によると国内生産台数は前年同月比57.3%減の2万8091台と大幅に落ち込んだ。
東日本大震災の影響で生産を停止していたことが影響した。国内生産は6か月連続でマイナス。
海外生産は同9.8%増の3万3386台となり、3月として過去最高となった。インドネシア、ベネズエラが好調で、6か月連続で前年を上回った。
グローバル生産台数は同36.1%減の6万1477台だった。
国内販売は同31.0%減の5万4775台と6カ月連続でマイナスとなった。エコカー補助金制度終了による反動減と震災の影響で新車の供給が事実上停止しているため。軽自動車市場でのシェアは34.4%で前年同月よりも0.5ポイントアップした。
輸出は同56.7%減の1743台と低迷した。欧州向けを中心に落ち込み、8か月連続マイナスとなった。