クライスラーグループ傘下のフィアットUSAは14日、20日に開幕するニューヨークモーターショーにおいて、米国仕様の『500C』を初公開すると発表した。
米国向けの500Cは、『500カブリオ』のネーミングでリリースされるのが特徴。キャンバストップは電動開閉式で、3色から選択できる。リアには、96km/h以上で作動する格納式リアスポイラーが装備された。
また、ボディカラーは14色、内装色は12色から組み合わせが可能。エンジンなどの詳細は明らかにされていないが、フィアット500は米国導入に当たり、静粛性を高めるなどの改良を施しており、500カブリオでも米国ユーザーを満足させる熟成を図ると見られる。
すでにハッチバックの『500』は米国に導入済み。その導入記念限定車500台は、即完売の人気となった。同社は「オープンカーに最適な春に間に合った。500カブリオは米国の顧客にオープンエアの楽しさとイタリア車の美しいフォルムを提供する」と自信をのぞかせている。