踏切内に立ち往生のクルマ、特急列車と衝突

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10日午後7時45分ごろ、愛媛県西予市内にあるJR予讃線の踏切で、踏切内に立ち往生していた乗用車と、通過中の特急列車が衝突する事故が起きた。クルマは大破し、乗っていた男性2人が死亡している。

愛媛県警・西予署によると、現場は西予市宇和町岩木付近で警報機と遮断機が設置された踏切。クルマは何らかの原因で踏切内で立ち往生していたが、そこに下り特急列車(松山発/宇和島行き、3両編成)が進行、非常ブレーキが間に合わずに衝突した。

クルマは大破。運転していた同市内に在住する59歳の男性と、同乗していた29歳の男性が全身強打で死亡。衝突前に車外へ脱出していた55歳の女性と、列車の乗客乗員27人にケガはなかった。

警察では女性から事情を聞き、クルマが立ち往生した経緯などを調べている。

《石田真一》

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