F1オーストラリアGP決勝レースでファステストラップを1・2でマークしたのはフェラーリ勢。しかし土曜日の予選ではポールポジションのセバスチャン・ベッテルから実に1.4秒も差を付けられていたとあって、マレーシアまでのフェラーリ最大の課題は予選でのペースを上げることにある。
「われわれはオーストラリアGP終了後、メルボルンで得たデータを詳細に分析した。決勝レースでのペースはかなり良かったが、予選での速さが欠乏していた。タイヤの使い方に重点を置き、短期決戦でのペースアップを図りたい。さらにマシンのポテンシャルを上げるために、エアロダイナミクスも大幅に見直す予定だ。もちろん新パーツも順次投入されるよ」と、テクニカルディレクターのパット・フライはコメントしている。