USSが発表した2011年1〜3月期のグループの中古車オークション実績によると、出品台数が前年同月比14.2%減、成約台数も同2.0%減と低迷した。
中古車市場でのタマ不足で出品台数が低迷している中で、3月11日に発生した東日本大震災の影響で東京会場、横浜会場、流通会場でそれぞれ1回、東北会場で2回、のべ5回オークションを休催にしたことが影響、成約台数もマイナスとなった。
出品台数は同14.2%減の52万6510台、成約台数は同2.0%減の35万9108台だった。成約率は68.2%で、前年同期と比べて8.5ポイントアップした。
このうち、地震の被害が最も深刻だった東北会場は同34.1%減の1万5392台、成約台数が同24.6%減の1万2050台と低迷した。また、会場の一部が損壊するなどの被害を受けた流通会場は出品台数が同61.4%減の9884台、成約台数が同36.5%減の5381台となった。