中国の大手自動車メーカー、東風汽車集団が、ドイツのトランスミッション製造大手、ゲトラグに対して、30%の出資を検討していることが明らかになった。
これは26日、『オートモーティブニュース』の欧州版が伝えたもの。同メディアによると、東風汽車集団は、ゲトラグの株式の約30%を取得する方向で、交渉を進めているという。
出資の狙いについて同メディアは、「トランスミッション関連技術の自社への導入が狙い」とレポート。株式の取得額は、5憶ユーロ(約580億円)に上ると見られる。
この件に関して、現在のところ、東風汽車集団とゲトラグの両社ともに、「ノーコメント」の立場。ゲトラグは1935年、ドイツで創業し、世界最大のトランスミッションメーカーのひとつとして知られる。