【東日本大震災】乗用車メーカー工場操業状況 30日

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栃木工場
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日産自動車は3月30日、全社的な復旧作業により、いわき工場を除く国内生産工場で生産再開の体制がほぼ整ったと発表した。4月中旬からの生産再開を目指す。

同社の栃木工場、九州工場、日産車体、日産車体九州は、4月8日まで生産を停止する。震災後、一部工場で操業を再開したものの部品が調達できないため操業を停止する。

地震発生後から3月末まで車両生産台数の影響は当初計画に対して約5万5000台が見込まれる。

東日本大震災により影響を受けた乗用車メーカー工場の操業状況は30日現在、以下の通り。

●トヨタ自動車
下記を除く完成車の生産…停止
プリウスなどハイブリッド車3車種…操業

●日産自動車
いわき工場(エンジン)…停止、4月中旬から再開
栃木工場、九州工場、日産車体、日産車体九州…4〜8日停止

●ホンダ
狭山工場、鈴鹿製作所(四輪)…3日まで停止
熊本製作所(二輪・汎用製品)…操業

●マツダ
防府工場…停止
本社工場…操業

●三菱自動車…操業

●スバル富士重工業
軽自動車…31日から再開
小型車…31日まで停止

●ダイハツ工業
本社池田工場、京都工場…1日まで停止
滋賀工場…1日まで操業
ダイハツ九州大分第1工場…1日まで操業
ダイハツ九州大分第2工場…1日まで停止

●スズキ
湖西工場(四輪)…30日停止、31日操業
相良工場、磐田工場(いずれも四輪)…30〜31日操業
豊川工場(二輪)…30〜31日操業

※順不同。期限のない停止・再開は、期限未定。

《編集部》

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