東京でいえば、渋谷や原宿に相当する若者の街、バンコクのサイアム地域。この活気あふれる地域で、日本に対する支援の取り組みが拡がっている。
サイアム地域の中心に位置する巨大ショッピングセンター、サイアム・パラゴン。このショッピングセンターの正面入り口を入ってすぐのところに、「Fighto Japan」というプレートが掲げられ、イベント用ブースと募金スペースが設けられていた。
この募金活動「Fighto Japan」は、サイアム地域周辺の繁華街にある大型ショッピングセンターが連動して取り組んでいる日本支援活動。これに募金すると、エコバックがもらえるようになっている。
個々の活動として、日本への募金を募る動きもある。
サイアム地域の繁華街に簡易テントが立てられ、募金箱を持った若者が声を出している。これも日本向けの募金活動だ。
活動主体は、タイで写真撮影を推進するウェブサイト「Fotoenjoy.com」を運営する団体。募金箱をもった男性は、「テレビニュースでは連日、日本の地震に関して報道されている。私たちはウェブ上での活動が主体だが、オフラインでも何か役に立てればと思い、寄付を募っている」と話す。