スウェーデンのスーパーカーメーカー、ケーニグセグが今年のジュネーブモーターショーで初公開した『アゲーラR』。同車の詳細なスペックが21日、明らかになった。
すでに公表されているように、アゲーラRは昨年のジュネーブでデビューした『アゲーラ』の高性能版として開発。ミッドシップに搭載される4.7リットルV型8気筒ツインターボエンジンは、排気量を5.0リットルへ拡大した。
今回、同社が明らかにしたところによると、その最大出力は1115ps/6900rpm、最大トルクは122.4kgm/4100rpmで確定。換装重量1330kgの軽量ボディと、7速デュアルクラッチトランスミッションとの組み合わせにより、0-100km/h加速2.9秒というパフォーマンスを実現するという。
最高速に関しては未公表。ただし、0-200km/h加速は7.5秒で、250km/h走行時に300kgものダウンフォースが得られることがアナウンスされた。ジュネーブでのワールドプレミアの際には、「理論上、最高速440km/hを可能にする」と標榜しているだけに、気になる部分だ。