マセラティは21日、3月1日に開幕するジュネーブモーターショーにおいて、『グランカブリオ・スポーツ』を初公開すると発表した。
同車は、『グランカブリオ』の性能をさらに引き上げたモデル。4.7リットルV型8気筒ガソリンエンジンには、専用チューンが施され、最大出力450ps、最大トルク52kgmを引き出す。これは、10ps、2kgmのパワーアップに当たる。
トランスミッションは、『クワトロポルテ・スポーツGT S』と共通。ZF製6速ATをベースに、スピーディな変速を実現する「MCオートシフト」プログラムが採用された。
最高速は285km/hに到達。それでいて、各部のフリクション低減により、燃費は6%改善している。
足回りは、スカイフックアクティブサスペンションをスポーティな方向にチューニング。ブレーキも強化された。ブラック仕上げのフロントグリル、専用フロントリップスポイラー&サイドスカートが外観上の識別点だ。
グランカブリオ スポーツは、3月1日に開幕するジュネーブモーターショーで披露された後、今夏、世界62市場へ投入。マセラティは、「運転する楽しみをさらに高めたモデル」と説明している。