トヨタのインド車両生産・販売会社、トヨタ・キルロスカ・モーター(TKM)は1日、2010年のインド新車販売の結果を明らかにした。総販売台数は7万4759台で、前年比は38%増と躍進した。
TKMは車種別の販売データを公表していないが、中型SUVの『フォーチュナー』が引き続き牽引役を果たしたもよう。同車は2009年8月の発売以来、累計1万5000台以上を販売。インドの中型SUV市場で、57%のシェアを獲得している。
また、3列シートのミニバン、『イノーバ』がファミリー層を中心に好評。2010年7月末に投入した『カローラアルティス』のディーゼル仕様も、好調なセールスを続けている。
TKMのサンディープ・シン常務は、「2010年の販売結果は満足できるもの。2011年は新型『エティオス』で攻勢をかける」と語っている。