福袋のブームが、ついに高速道路のサービスエリアやパーキングエリア(SA・PA)にも押し寄せる。
NEXCO東日本(佐藤龍雄社長)は、東北道を中心とするエリア内35か所のSA・PAで、地元の地域産品と金券を詰め合わせた福袋を販売する。販売開始は1月1日午前10時から。
中でも東北道下り線・那須高原PAは、福袋140セットを用意し、福袋最高の売上げを見込む。福袋の中には那須御用邸にちなんだ「御用饅頭」、栃木県那須塩原市の「NASUのラスク屋さん」で人気商品「こげパンだ」、那須郡那須町「お菓子の城」の「那須の月」などを詰め合わせた税込4500円相当の地域産品が入っている。販売価格は税込3000円。
このほか福袋購入者に「お年玉」として500円のお買物券がプレゼントされる。買い物券はSA・PAのレストランコーナーやショッピングコーナーで利用できる。
那須高原SAと同じように他のSA・PAで販売される福袋も、地域産品を中心に4500円相当の商品が詰め合わされたものが3000円で販売される。500円の買物券プレゼントもある。販売価格や特典は同じだ。
ただ、詰め合わされた商品はそれぞれのSA・PAの人気商品だ。
宮城県内を走る東北道で最も北に位置する金成PA(上下線)は、限定10セットの用意だが、詰め合わせの中身はお菓子よりおかずになるものが中心。「かき炊き込みご飯の素」「前沢牛しぐれ煮」「気仙沼名産ふかひれスープ」「盛岡三大麺」などだ。
詰め合わせの内容は、同社のウェブサイトに掲載されている。福袋を販売するSA・PAは下記の通り。