中国のBYDオートは、2011年1月10日に開幕するデトロイトモーターショーにおいて、『e6プルミエール』を初公開する。
同車は、『e6』の2012年モデルの位置づけ。e6は2009年のデトロイトモーターショーでデビューしたEVミニバンだ。BYDは「5シーターのクロスオーバー」と表現している。
現時点で2012年モデルの写真は公表されていないが、BYDによると、外観をダイナミックかつスポーティに変更。同じくデトロイトでワールドプレミアされる『S6DM』は、ベース車両の『S6』がトヨタ『ハリアー』に似ていると話題になった。e6プルミエールの外観が、どう変わったか気になるところだ。
また2次電池は「FE」と呼ばれるリチウムイオンバッテリー。最高速は140km/h、最大航続距離は約300kmの性能を確保した。充電時間は最短で40分と、実用性を高めている。
BYDは2011年のデトロイトモーターショーのテーマを、「スリー・グリーン・ドリーム」に決定。e6プルミエールとプラグインハイブリッドSUVのS6DM、EVバスの『K9e-Bus』の3台をアピールする方針だ。