中古車店でパーツを盗もうとした男、強盗傷害で逮捕

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今月12日、熊本県熊本市内にある中古車販売店の展示車両から部品を盗み出そうとした際、これを発見した従業員の顔面をブロック片で殴りつけるなどの暴行を加えたとして、熊本県警は15日、大津市内に在住する28歳の男を強盗傷害容疑で逮捕した。

熊本県警・熊本南署によると、逮捕された男は12日午前3時30分ごろ、熊本市近見付近にある中古車販売店の敷地内へ侵入。展示されていた車両に装着されていた自動車部品を盗み出そうとした疑いがもたれている。

従業員がクルマの底部に潜り込んでいる男を発見。取り押さえようとしたが、男はこの際に近くにあったブロック片で従業員の顔面を殴打。そのまま逃走した。従業員は額を切るなどの軽傷を負ったが、逃走する男が乗ったクルマにブロック片を投げつけていた。

警察では「投げたブロック片はクルマに命中したと思う」という従業員の証言や、防犯カメラの映像を元に同型車を対象とした車当たり捜査を開始。その結果、大津市内に在住する男が所有するクルマにブロック片を受けたときに生じたとみられる打撃痕を確認。男から任意で事情を聞いていたところ、容疑を大筋で認めたことから逮捕に踏み切った。

調べに対して男は「盗んだパーツは将来購入する予定だった自分のクルマに装着しようと思った」などと供述しているようだ。

《石田真一》

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