日本自動車工業会が発表した2011年の二輪車の国内総需要は、原付第二種の需要が堅調に推移するものの、原付第一種、軽二輪車、小型二輪車の需要が前年を回るため、前年比2.4%減の40万9000台となる見通し。
国内二輪車需要は長期低迷が続いており、2011年も下げ止まらないと予測した。
原付一種は先行き不透明感から依然として買い控えが続き、同5.3%減の21万6000台にとどまる見込み。
原付二種は2010年に投入されたニューモデルが引き続き市場をけん引し、同7.3%増の10万3000台となる見通し。軽二輪車は若年層の購買意欲が盛り上がらず、同8.1%減の3万4000台を予想する。小型二輪車も同3.4%減の5万6000台にとどまる見込み。