日野自動車は9日、『スカニア』の燃料噴射パイプに不具合があるとして、国土交通省にリコール(回収・無償修理)を届け出た。
対象となるのは、2007年12月20日~2009年2月18日に製作された135台。
燃料噴射パイプの配索が不適切なため、燃料噴射装置のコモンレールとの取付部に過大な応力が発生し、燃料噴射パイプに亀裂が発生して燃料が漏れるおそれがある。
全車両、燃料噴射パイプに支持金具を追加するとともに、燃料噴射パイプを新品と交換する。
不具合発生はなく、本国メーカーからの情報でわかった。事故は起きていない。