出光興産は、子会社の出光スノーレ石油開発のノルウェー現地法人出光ペトロリアムノルゲが30%の権益を保有する探鉱鉱区PL420のタイタン構造の試掘で、油・ガスの集積を発見したと発表した。
今回、試掘に成功したタイタン構造は、すでに生産しているヨアガス田の西約15kmに位置し、水深約370m、海面下約3400~3700mの深度に広がる。出光の子会社がオペレーターを務める。
埋蔵量は、現段階で原油換算で1300万~6300万バレルと推定しており、出光の権益分で400万~1900万バレルを見込んでいる。
今後、開発する場合、ヨアガス田へ接続する。ヨアガス田には生産プラットフォームが建設されており、11月から生産開始している。