ピレリカレンダー、「エロス」に続くテーマは「神話」

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2011年版ピレリカレンダー(一部)
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  • 2011年版ピレリカレンダー(一部)

タイヤメーカーのピレリは、38作目となる「ピレリカレンダー」の2011年版を発表した。「自然美と女性の美しさの融合」をテーマに1964年以来作り続けられている同カレンダー。昨年の「ピュアなエロスへの回帰」に続く今回のコンセプトは、「神話」だ。

ピレリでは「コミュニケーションはクリエーション」としてピレリカレンダーを同社のコミュニケーションシンボルと位置づけ、40年以上もの間製作を続けている。毎回様々なアートディレクターや写真家を起用し、それぞれが思い描く美のコンセプトを提供し続けている。

2011年版の撮影に起用されたのは世界的アーティストとして知られるカール・ラガーフェルド氏。「神話」をコンセプトに、ギリシャ神話やローマ神話の神々や女神たち、ヒーローやヒロインたちの冒険を通して語られる人類起源の物語を表現したという。

モデルとなったのは、アメリカ人女優ジュリアン・ムーアをはじめ、15人の女性モデルと5人の男性モデル。24の異なるテーマに沿って、36枚の神々やヒーローの写真で構成された。

ピレリは、「全てを白黒写真にすることで、シャープな色のコントラストで表現された美しい肖像に品位を与え、また、光を慎重に使用しながらイメージを立体的に仕上げています」と説明している。

ラガーフェルド氏が、「女優やモデルたちは新しい美の概念を表現してくれた」と語るピレリカレンダー。神々しいまでに女性の美しさを追求した作品となっているが、残念ながら市販の予定はない。

《宮崎壮人》

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