携帯電話市場、新興国とスマートフォンが牽引…矢野経済

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加入者数と携帯電話 出荷台数推移と予測 加入者数と携帯電話 出荷台数推移と予測
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 矢野経済研究所では6日、「携帯電話世界市場」に関する調査結果を公表した。2010年の世界市場における携帯電話の出荷台数は前年比11.5%増の13億2,983万台となる見込みとのこと。

 この調査は、2010年6月~10月末に国内携帯電話メーカー、海外携帯電話・スマートフォン・パソコンメーカー、海外製造受託メーカー、海外携帯電話向けデザインハウス、海外市場調査会社、部品メーカー、業界団体などに面談・ヒアリングなどを行ったもの。

 それによると、2009年の世界市場における携帯電話の出荷台数は前年比1.7%減の11億9,316万台。第1四半期は景気悪化の影響を受けて低迷したものの、メーカー各社在庫調整と新興国・途上国の需要拡大や先進国でのスマートフォン人気を背景に第二四半期以降、急回復した。そして2010年の世界市場における携帯電話の出荷台数は前年比11.5%増の13億2,983万台となる見込みである。アジアを中心に、中南米、アフリカなどの新興国・途上国が急成長を遂げた。また、先進国では3G網整備に合わせ、スマートフォン、モバイルデータ通信サービスが急成長しているという。そのなかでも2010年の世界市場におけるスマートフォンの出荷台数は前年比45.3%増の2億7,291万台となる見込み。先進国の需要が依然として旺盛であると同時に途上国での普及が始まった。また、オープンプラットフォーム対応製品が急成長し、大手メーカーが市場に本格参入した事もプラス要因となった。

 アジア・オセアニア市場は中国、インドが市場を牽引し、前年実績を大きく上回る見通しである。日本以外ではパキスタン、インドネシアの加入者が1億を超え、フィリピン、タイ、バングラディシュ、ベトナムなども加入者が急増。欧州市場はすでに多くの国では普及率が100%を突破した。スマートフォンの需要拡大により総じて端末市場は活況を呈している。北米市場において米国は移民流入による人口増加やスマートフォン需要拡大により端末出荷数が好調に推移した。

 現在のペースで増加すると、2016年には携帯電話加入者数は74億人に増加し、人口当たりの普及率はほぼ100%(2015年世界人口72億9,000万人、国連推計)に到達する見通しである。また、携帯電話端末市場についても加入者の増加が続き、携帯電話の出荷台数は2016年には20億台レベルに達する見通しである。なかでも新興国、開発途上国が占める割合が増加し、当面は市場拡大が続くものと予測された。

新興国需要とスマートフォンが市場を牽引……矢野経済研、携帯電話世界市場に関する調査

《冨岡晶@RBBTODAY》

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