フォードモーターは1日、11月のインド新車販売の結果を公表した。総販売台数は7504台。前年同月比は9月の146%増、10月の161%増を上回り、198%増という驚異的な伸びを示した。
販売好調の要因は、今年3月に発売した新型コンパクト、『フィーゴ』にある。同車は欧州Bセグメントの人気車種、『フィエスタ』をベースに、専用内外装を採用したインド向け戦略車だ。
フィーゴの現地価格は、34万9900ルピー(約70万円)から。今年3月の発売から11月までの9か月で、累計販売台数は5万8000台を超えている。
フォードの今年1〜11月インド新車販売は、前年同期比185%増の7万9586台。フォードインディアのマイケル・ボネハム社長は、「2010年のインド販売は、フォードにとって記録的なもの。フィーゴは多くのインド国民に支持されている」と述べた。