日本自動車工業会が発表した10月の自動車輸出実績によると、四輪車輸出台数は前年同月比10.9%増の41万7190台となり、10か月連続で前年を上回った。
車種別では、乗用車が同12.1%増の37万2049台と10か月連続でプラスとなった。トラックは同4.0%増の3万5988台で、こちらも10か月連続プラス。これに対してバスは同6.1%減の9153台と、3か月連続マイナスとなった。
地域別では、中近東やEU向けはマイナスだったものの、北米向けが同7.0%増で、今年7月以来3か月ぶりのプラス。アジア向けが同11.1%増となったほか、EUを除く欧州向けも好調だった。
輸出金額は車両分が91億0248万ドル。部品分が33億5208万ドルで総額が124億5456億ドルとなり、前年同月と比べて17.8%増となった。