【VW シャラン 日本発表】新型ミニバン、国内モデル初の環境技術を採用

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フォルクスワーゲン・グループ・ジャパンは、ミニバンの新型車『シャラン』を日本市場に投入すると発表した。11月22日から予約受付を開始、2011年2月から順次納車をおこなう。

シャランは、フォルクスワーゲンが最新の技術を注ぎこんでゼロから開発したオールニューモデルで、同社ミニバン伝統の機能性、安全性、走行安定性を追求した。

パワートレインには、高性能で低燃費な1.4リットルTSIツインチャージャーエンジンと6速DSGを組み合わせ、日本で販売するフォルクスワーゲン車として初めて環境に配慮した「ブルーモーションテクノロジー」を採用した。

ブルーモーションテクノロジーとして、アイドリングストップシステムである「スタート&ストップシステム」と「ブレーキエネルギー回生システム」を全車に搭載する。燃費はドイツ認証値で13.9km/リットルと、ラージクラスのミニバンとしてトップレベルの低燃費を実現した。

外観は水平の帯状グリルを配したフォルクスワーゲンの新世代フロントフェイスを採用。正確なエッジが作り出す前後のラインなどから軽快感を演出する。ボディサイズは全長が4855mm、全幅が1910mm、全高が1750mmで、ホイールベースは2920mmと、ゆったりとしたサイズに、2+3+2の座席を配置し、最大2297リットルまで拡大できるラゲージスペースを持つ。

ボディサイドには、乗り降りのしやすい電動タイプのスライドドアを両側に採用。2列目、3列目のシートは、シアター式に着座位置が後列ほど高くなっており、後席の乗員に良好な視界を確保した。2列目シートは、各座が独立してリクライニングとスライドが可能で、左右シートに採用した。2列目、3列目シートはイージーフォールド機構によって、床面へ収納してフラットにできる。

ボディの重量の13%に熱間成形の超高張力鋼板(1000MPa以上のハイテン材)を採用するなど、ボディ剛性を大幅に向上させながらボディを軽量化。サスペンションやステアリングシステムは、『パサート』や『ティグアン』のものをシャラン用に強化して採用する。また、0.299というミニバンとしてはトップクラスの低い空気抵抗係数(CD値)により、高速走行時でも室内の静粛性を確保した。

価格はシャランTSIコンフォートラインが379万円。

《レスポンス編集部》

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