【ロサンゼルスモーターショー10】ベビーキャデラック…アーバン・ラグジュアリー・コンセプト

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キャデラック アーバン・ラグジュアリー・コンセプト
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ゼネラルモーターズ(GM)は、ロサンゼルスモーターショーで、キャデラックブランドから、新タイプの小型車のデザインコンセプト『アーバン・ラグジュアリー・コンセプト』を発表した。

コンセプトカーは、従来の自動車デザインとは異なるフォルムにキャデラックの象徴的なデザイン要素を織り込み、都市部で運転する人々のニーズに対応するモデルとして開発した「ベビーキャデラック」。郊外の一戸建てでも駐車スペースが狭く限られているロサンゼルス地区で考案・デザインされた。

19インチのホイールは車体の端に取り付けられ、ほとんどオーバーハングのないデザインとなっており、広い車内スペースを確保した。ホイールベース2467mmに対し、全長は3835mm。車内空間は、幅1730mm、高さ1446mmとなっている。

パリ、上海、ロンドンなどの大都市での使用を考慮したアーバン・ラグジュアリー・コンセプトは、ドアが開く際に外側に開いてから前方に回転し、定員4人が左右からどの席にも簡単に乗り込むことができる。広く設計された車内空間には、洗練された素材を採用、次世代のインタラクティブ技術も搭載する。これまでの計器類に代わり、タッチスクリーンに数値を表示し、オーディオやエアコンの調節も可能とすることで、車内空間をより広く確保する。

また、パワートレインに電動技術を採用したターボチャージャー付き1.0リットル3気筒エンジンを搭載、エンジンスタート/ストップシステム、ブレーキエネルギー回生システム、乾式デュアルクラッチ・トランスミッションなどを採用する。これらの技術を組み合わせ、アーバン・ラグジュアリー・コンセプトと同規模の車体構成にした場合、市街地・高速道路でそれぞれ約23.8km/リットル、約27.6km/リットルの低燃費が達成できるとしている。

キャデラック・マーケティング担当のドン・バトラー副社長は「サイズこそ小さいが、このコンセプトはキャデラックの未来の可能性を模索するもの。キャデラックは今後も高度な車両デザインや技術統合により、従来の業界スタンダードを覆していく」としている。

《レスポンス編集部》

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