韓国GPでのノーポイントレースによって、タイトル連覇の夢はほぼ潰えたマクラーレンのジェンソン・バトン。一方のルイス・ハミルトンは4位ながらタイトルへの夢をつないでいるが、マクラーレンではチームオーダーによってハミルトンと手助けするつもりはないという。
「われわれはチームオーダーはこのモータースポーツに必要ないと考えている。レーシングドライバーは常に勝利を目指すべき。ジェンソンが勝利を目指していなかったら、それこそガッカリするよ。確かにジェンソンの可能性は厳しいが、それでジェンソンが諦めてしまうようなら、私は心の底から落胆してしまうに違いない。全力で挑むことこそ正しい方法だと思う」
「両ドライバーは良好な関係を保っているし、お互いに協力しあってくれるだろう。ジェンソンは成熟した思慮深いドライバー。チームの目標を達成するために、全力を尽くしてくれるだろう」とマーティン・ウィットマーシュ代表は語っている。