ダイハツ工業が発表した2010年9月中間期の連結決算は、営業利益が前年同期の約4倍以上となる527億円と過去最高となった。
エコカー補助金制度の効果で国内販社の収益が大幅に増加したほか、インドネシア子会社の業績も好調だった。
ダイハツ車の販売台数は同19.1%増の47万1000台だった。このうち、国内は同10.7%増の28万9000台と好調。トヨタからの受託車・OEM車も同12.1%増の20万6000台と大幅に伸びた。この結果、売上高は前年同期比13.1%増の8131億円だった。
売上げ増や原価低減の効果で経常利益は同326.5%増の551億円、当期純利益が同315.7%増の282億円となった。