史上初の韓国GP(24日決勝)を制し、ドライバーズチャンピオンシップでもついにトップに立ったフェラーリのフェルナンド・アロンソがレース終了後にその喜びを語った。
「今日は今シーズンのベストの戦いができた。フェラーリのとっても素晴らしい偉業だよ。レースペースには自信があったが、何せ相手は最速のレッドブルだからね。レースがトリッキーな展開になることは予想していた」
「ウェットレースで優勝したのはたぶん初めてだと思うから、余計に嬉しいよ。しかしチャンピオンシップについては、実際には何も変わっていないと思うよ。新しいポイントシステムにおいては、最大25ポイントを得られると同時に、25ポイントも失う可能性があるということ。今日はマーク(ウェバー)とセバスチャン(ベッテル)に運がなかっただけ」
「残りの2レースでも何が起きるかわからないよ。可能性だけで言うなら、まだ4、5人にチャンスが残っているのだから。とにかく集中を切らさないこと。常に勝利を目指し、表彰台をつかみ取ることが必要なんだ」とアロンソはコメントしている。