ヤマハ発動機は、ブラジルで生産・販売している二輪車の不具合でリコール(回収・無償修理)に関して単独決算で23億円の製品保証引当金繰入額を計上する。
ブラジル子会社のヤマハ・モーター・ド・ブラジルは、2005年8月から2009年5月まで生産した『YS250』、『YBR250』の合計13万6378台について走行中に後輪タイヤがはね上げた泥水で後部緩衝性能の作動が妨げられ、部品が破損して走行安定性に影響するおそれがあるとしてリコールを実施する。
このリコール費用のうち、ヤマハ発動機は、負担見込み23億4800万円について単独決算の販売費・一般管理費に製品保証引当金繰入額として計上した。