「ITpro EXPO 2010」が18日、東京・有明の東京ビッグサイトで開幕した。今回は238社・団体が出展、最新のICT(情報通信技術)ソリューションをはじめ、セキュリティ・危機管理ソリューションなどを展示した。
特に今回は「クラウド・フェスタ」、「仮想化フェスタ」、「セールス&マーケティング・ソリューション」といった情報ニーズが高い6つの分野にフォーカスしたテーマイベントを新たに実施した。
また、テクノロジー最前線ということで、最新のアンドロイド端末を実際に触ったり操作したりして使い勝手を試せる「アンドロイド・ホットステージ」と、『iPhone』や『iPad』などを使ったビジネスソリューションの実力と可能性を実感できる「次世代クライアントソリューション」のデモ展示エリアが設けられている。
「最近、外出先でスマートフォンを使って、情報の収集、活用、発信する人が多くなっており、そのためのクラウド・サービスが増えてきています。昨年に比べて、スマートフォンを展示しているブースが目立つようになりました」とはある出展企業関係者。
いまや毎日耳にするようになったクラウド。それは企業が情報システムを検討するうえで、もはや不可欠な選択肢になりつつある。これからはどの部分にどのようなサービスを適用するかが重要といえる。
その意味で、この展示会は非常に参考になるのではないだろうか。同展は20日まで開催され、主催は日経BP社。