BMWは20日、30日に開幕するパリモーターショーに、『コンセプト6シリーズクーペ』を出品すると発表した。次期『6シリーズクーペ』を示唆したデザインスタディモデルだ。
次期6シリーズに関しては、2ドアクーペに加えて、4ドアクーペを初設定。BMWは今年4月の北京モーターショーにおいて、『コンセプトグランクーペ』を披露したが、このモデルが次期6シリーズの4ドアクーペ版のスタディだった。
今年のパリでベールを脱ぐコンセプト6シリーズクーペは、次期6シリーズの2ドアクーペを示唆したモデル。そのスタリングは先の4ドア同様、鮫をイメージしたというシャープなノーズや、ダイナミックなボディラインが特徴だ。
また、BMWとしては初のオールLEDヘッドランプを採用。デイタイムランニングライト機能も組み込まれた。インテリアには、10.2インチモニター付きの「iドライブ」コントロールディスプレイやヘッドアップディスプレイ、バング&オルフセンのHi-Fiオーディオなどが用意される。
次期6シリーズは2ドアクーペ&カブリオレが2011年、4ドアクーペが2012年にデビューする見込み。このコンセプトカーが、ほぼそのまま市販されると見ていいだろう。